2009年7月8日水曜日

ヤンバルクイナ:勢いよく山へ 交通事故のけが回復

やんばる野生生物保護センターは7日、交通事故に遭って保護していたヤンバルクイナ(雄、成鳥)のけがが回復したため国頭村内の山中に放鳥した。放鳥されたヤンバルクイナは勢いよくかごを飛び出して山へと帰っていった。

 ヤンバルクイナは先月16日に同村謝敷の県道2号でけがをしてうずくまっているところを通行人に発見された。連絡を受けた同センターが保護し、うるま市の特定非営利活動法人(NPO法人)どうぶつたちの病院で治療を受けた。

 ヤンバルクイナの交通事故は今年に入って18件発生。4羽が治療後に放鳥されたが14羽が死んでいる。同センターは「北部の道路を走るときにはゆっくり走行してほしい」と呼び掛けた。

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